山城北圏域 医療・介護施設従事者連絡会 やまきたのつどい

2022年度『やまきたのつどい』目標

2024年ダブル改定に向けて、深めよう"関係"、広げよう"関心"

やまきたのつどいについて

山城北圏域地域リハビリテーション支援センター
京都岡本記念病院 田後裕之

平素は山城北圏域リハビリテーション支援センター事業に、ご理解ご協力賜りありがとうございます。

当支援センター事業として開催している介護施設従事者連絡会(通称:やまきたのつどい)は、「相互理解」を基盤に「垣根のない顔の見える関係づくり」「共通言語・共通指標」「相互相談機能」を深めていくことで、地域包括ケアシステムの構築にむけた「有機的ネットワーク」を推進し、地域住民の自立支援、介護予防、実生活の充実につなげ、『今に寄り添う』だけでなく『利用者・家族に未来と未来への希望を提示できる仲間を拡げる』場としていくことを目的としています。

※有機的…一見、ばらばら&部分部分が実は深く関連し合っていることによって、全体が成り立っている様子

やまきたのつどい 目指すもの

やまきたのつどい少子高齢化、肩車社会を迎える近未来において、「住み慣れた地域で」「自分らしい暮らしを」「人生の最後まで続けることができるよう」「住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される」『地域包括ケアシステム』の構築が進められています。

地域包括ケアシステムは、画一的な仕組みでなく、地域によって様々である課題や問題点を解決していく小さな動きの一歩です。そのため、システム構築には、お互いを知り、よりよい連携をしていくことが必要不可欠です。

2014年度、山城北圏域地域リハビリテーション支援センター事業の一つとして、介護施設従事者交流会(=通称 やまきたのつどい)を開催しました。

同じ圏域内で従事しながらも、個々が「点」での活動となってしまうことで、同じ指標・目標(例:ケアプラン)であるはずが、包括的・継続的な関わりとならず結果的に、利用者にとっても総合的なサービス提供につながらなくなってしまっています。

やまきたのつどいは、「お互いを知り理解する」ことを基盤に「垣根のない顔の見える関係」「共通言語・共通指標」による連携を徐々に拡げていく事で地域(街)において「機能的ネットワーク」を構築していくことを目的としています。ゆくゆくは街全体の資源の共有と有効・相乗活用(=1+1が2以上になる)により地域住民(利用者・ご家族・支援者)の生活、充実につながることを目指しています。(それがそれぞれの地域での包括ケア体制に還元されるとも考えています)

「気軽に集える場」の思いをこめて『やまきたのつどい』と命名しました。

お気軽にご参加いただければ幸いです。

やまきたのつどい 経緯

「相互理解」「尊重」を基盤に「垣根のない顔の見える関係づくり」「共通言語・共通指標」「相互相談機能」を深めていくことで、地域包括ケアシステムの構築にむけた「有機的ネットワーク」を推進し、地域住民の自立支援、介護予防、実生活の充実へつなげていく。

利用者・家族に対し、「個々の思いを大切に」「今の暮らしに寄り添い」「今の暮らしにゆとりと彩りを添え」「未来への安心にむけた提示と希望に寄り添える」仲間を拡げる場となる。

※有機的…一見、ばらばら&部分部分が実は深く関連し合っていることによって、全体が成り立っている様子

H26年度

つどい発足

在宅・介護分野
リハ職間交流

「顔のみえる関係」

第1回 H27/3/23

「地域の中でのリハ職の役割と課題をざっくばらんに意見交換」

H27年度

リハ職間⇒他(多)職種交流
「顔の見える関係」
「相互理解」

第2回 H27/7/24

「他(多)職種連携について語ろう」

第3回 H27/11/10

「リハ&ケアマネ連携について語ろう」

第4回 H28/1/26

「ケアマネジメントとリハビリテーション」
〜相互理解・適切な目標設定・目標達成のために〜

H28年度

「顔の見える関係」
「相互理解」
「実務への還元」

第5回 H28/4/23

「よりよい事業所連携にむけて」
~担当者会議を通じて~

第6回 H28/7/26

「通所系サービスの役割って何でしょう?!」
~生活改善につながる視点と取り組み~

第7回 H28/12/14

「目標指向的な取り組みに向けて」
~どうケアプランを立案・活用してますか?~

H29年度

「顔の見える関係」
「相互理解」
「実務への還元」
「地元のつどいの場(相談、意見交換、他)」の基盤強化=事務局機能強化、計画化

第8回 H29/5/17(リハ職連携)

「入退院時連携」

第9回 H29/7/19(多職種連携)

「自立支援を見据えたICFの理解」

第10回 H29/9/20(リハ職連携)

5月をふまえた事例報告

第11回 H29/11/15(多職種連携)

「自立支援・介護予防へむけた取り組み(予定)」

第12回 H30/1/17(リハ職連携)

「医療・介護同時改定にむけて」

H30年度

しっかり連携、がっつり役立つ【情報】共有
~現場に活きる関係の深化~

「顔見知りから仕事仲間へ」
「より深く、より広い関係づくり」
「実務への還元」

第13回 H30/07/23

「リハビリテーションサマリーに関して」
~伝えたい内容、欲しい情報を意見交換し、実際の業務に還元する~

第14回 H30/11/14

「生活行為向上マネジメントについて」
~生活行為の再獲得のために本人の“やりたい” “やれる”をアセスメントする~

第15回 H31/02/25

「地域をつくるリハビリテーション」
~みなさん、ゴールのその先を知っていますか?~

H31年度(R1年度)

顔の見える関係から、語り合える、相談できる仲間へ

「関係づくりのための場づくり」
「実務への還元」
「情報共有」

第16回 R1/8/22

「ワールドカフェ方式で話し合おう!」
あなたの職域のリハビリテーションをプレゼンしよう

第17回 R1/2/19(中止)

「卒業について考える」
~次の「ステージ」につなぐ情報収集力~

R2年度

コロナ禍での情報共有と連携手段の模索

「地域ごとのつどいの場づくり」
「ICT導入の場づくり」
「コロナ禍での情報共有」

第18回 R1/12/16

「垣根を越えて語り合おう」
~コロナで変わったこと、変わっていないこと~

R3年度

もう一度イチから始めてみましょう!顔の見える関係づくり!
〜ICTで広がる可能性〜

「原点に立ち戻る」…顔の見える関係づくり、実務への還元
「ICTの有効活用」…Zoom、メール、SNSなど
「プチつどい(=小規模型)計画」…地域ごと、分野ごと、テーマごとなど

第19回

オンラインで行う「模擬退院前カンファレンス」
〜まずはご覧になってください〜

R4年度

2024年ダブル改定に向けて
深めよう"関係"、広げよう"関心"

「2024年ダブル改定を見据えた活動」
「現場に活かせる関係づくり」
「山城北の課題や可能性の探究」
など

第20回 ~準備中~